英会話な出来事３　ハイヒールの先生

英会話な出来事

【ハイヒールの先生】
　うちの近くのマンションに、この当たりではちょっと目立つ感じの、背筋がピンとしていつもハイヒールを履いた綺麗なお姉さんが住んでいました。話すきっかけも、共通点もないのですが、ただ同じ女性から見ても魅力的で自分を磨いている人だろうな～と感じていました。
　私は子育てに追われ、仕事も趣味だなんてかっこいい事は言えなくて、ただ毎日が慌ただしく過ぎています。
そのお姉さんは若いという事もありますが、いつも綺麗に自信に満ちて歩いているその姿を羨ましく見ていました。
ある日保育園のママ友達が子供を英会話教室に通わせていると言うのでよくよく聞いてみると、なんとあのマンションで、ハイヒールの綺麗なお姉さんが先生だというからびっくり。先生は帰国子女で英語はペラペラ、子供たちにも人気があるという。英語は全く話せない私には彼女はもっと遠くの人になってしまいましたが、今さら英会話なんて・・・とまたまた自分をみじめにしてしまったのでした。
　いかんいかんせめて背筋だけでもシャンと伸ばして、ただ今子育て真っ最中よっ！と自信を持って歩こうかなあと思い直したのでした。